美肌のためのコラーゲン

コラーゲンと骨の関係とは

コラーゲンと聞くと、美容に効く成分というイメージが強いかもしれませんが、骨とも密接な関係があるのをご存知ですか?骨といえばカルシウムですよね。 しかし、強くて丈夫な骨にするにはコラーゲンが欠かせません。

なぜかというと、骨はたんぱく質であるコラーゲンが束となり、コラーゲン線維となって支え、鉄筋コンクリートで例えると鉄筋のような働きをします。 カルシウムだけの塊だと折れてしまいますが、コラーゲンが潤滑油のような役割をして骨を支えているのです。

このコラーゲンは年齢とともに体内での生産量が減少していきます。 高齢になるとちょっとした衝撃でも骨折しやすくなるのはそのためです。

コラーゲン不足になると、カルシウムが十分に足りていたとしても、骨の質が劣化し、骨ももろくなってきます。 また、コラーゲンには関節や筋肉をつなぐ靭帯にも含まれているので、不足するとスムーズな動作ができなくなってしまうのです。

最近では運動不足や、食生活の変化で10代の若い世代の骨も弱くなっているといわれています。 骨折しやすくなるだけでなく、骨折をしてしまった時に治りが遅くなることもあるので、コラーゲン不足は気を付けたいものです。

コラーゲンを豊富に含む食材は、手羽先、牛筋、あんこう、かれい等があります。 比較的、手に入りやすい、調理しやすい食材が多いです。

また、ビタミンCと一緒に摂取するとコラーゲンの生成を促してくれるので、食事に果物を添えるのも良いでしょう。

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