原料によって効果が違う?コラーゲンの選び方
つるつるウルウルの美肌を保つと女性にはおなじみのサプリメントとして定番となったコラーゲンですが、たくさんのコラーゲン配合の商品があり、自分の求めているコラーゲンはどれ?と悩んでしまいますよね。
コラーゲンの原材料には大きく2つあります。 ひとつは豚や鶏の皮からコラーゲンを抽出した「動物由来」のもの、もうひとつは魚の皮やウロコから抽出したコラーゲンを使用している「海洋性由来」です。
海洋性コラーゲンは、動物性コラーゲンに比べると分解・吸収率は約7倍にもなるとされています。 ですから、基本的には動物由来コラーゲンよりも海洋性コラーゲンのほうがおすすめというわけです。
しかし、海洋性コラーゲンでも使用される原材料はいろいろ、価格帯もいろいろです。 お手頃価格の安いコラーゲン製品のほとんどは、魚のウロコ由来のコラーゲンを使っています。
魚のウロコ由来のコラーゲンは低コストで加工できるため低価格を実現できるメリットがある反面で、深刻なデメリットもあります。
それはコラーゲン抽出方法。 固いウロコからコラーゲンを抽出するために塩酸を使ってウロコを溶かしています。
このことで2つの不安要素が生まれます。 ひとつは残留塩酸です。 劇薬である塩酸が抽出されたコラーゲンにとどまってしまい、健康に影響を及ぼす可能性があります。
もう一つは、コラーゲンの有効性についてです。 塩酸はウロコだけでなく肝心のコラーゲンをも壊してしまい、コラーゲンの有効性が失われてしまうのです。 ですから海洋性コラーゲンとうたっていても安いコラーゲンは効果を感じにくいばかりか、残留塩素を取り込んでいる可能性があることも忘れてはなりませんね。
値段も少々張りますが、その分コラーゲンの有効性もしっかり維持している魚の皮を原材料にしているコラーゲン製品が最も信頼できるものといえそうです。