コラーゲンの成分とは

女性の肌の味方として知られているコラーゲンですが、このコラーゲンは何からできているのか、知らない人は意外と多いものです。今回は、コラーゲンの成分について紹介します。

人の体は、そもそもタンパク質からできているのですが、タンパク質にも種類が様々あり、コラーゲンもその一つになります。そして、コラーゲンにも種類があり、体の中で活躍しているコラーゲンは皮膚や軟骨の他に、じん帯や骨など様々な場所に存在しています。

では、食品では何に多く含まれているかというと、主に肉や内蔵などの動物性タンパク質に多く含まれています。具体的には、鶏の手羽先・軟骨・内蔵など、そして魚ではフカヒレや皮のあるサケなどです。

これらの食品は、冷えるとゼラチンのような薄いオレンジ色の煮こごりがでてきます。そのゼリー状態の部分が、コラーゲンになります。

実は、このコラーゲンだけを食べたとしても体に吸収されにくく、しかも本来女性の得たいお肌への効果は今一つ、といわれていることは、あまり知られていません。このコラーゲン単体のみで肌によいとされているは、化粧品として利用されている「保湿成分」のみなのです。

では、このコラーゲンを効率よく摂取して、お肌を元気にするにはどうしたらよいかというと、まずビタミンCを一緒に取るようにしましょう。さらに、穀類の他、海藻やきのこなどに多く含まれるミネラル成分なども摂取することがよいとされています。それは、コラーゲンに不足している必須アミノ酸など、お肌によい効果を得るには不足してしまう部分があるからなのです。

サプリメントは、コラーゲンだけではこれら不足して成分を補っているものも多くありますので、効率よく美肌効果を得たい人はサプリメントを利用してみるとよいでしょう。